(おじいちゃんのphoto & ひとこと欄です)


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 更新日  2024/11/28



【紅葉に魅せられて】

私は、秋の季節が大好きだ。特に山々の紅葉が大好きである。
先日、石川県の加賀温泉地区に2泊どまりで旅をした。
今年は猛暑が長く紅葉は遅いと報道されていた。
11月20日に延期したのが幸いして現地の紅葉は最盛期だった。
紅葉と言えば、カエデが主流だが、奥山ではウルシやナナカマドが
入ると益々派手さが増す。
こんなに紅葉が派手なのは、世界の中でも日本だけである。
特にカエデの色づきは特別である。
イロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジ、サトウカエデ、
トウカエデやイタヤカエデ等々、カエデの種類は20種もある。
京都の寺や東北の紅葉など、思い出が多い。


(石川県小松市那谷寺にて)

 更新日  2024/10/25




【力強い助っ人】

私の「良い癖」なのか「悪い癖」なのか、とにかく何かが故障すると、自分で直そう
とする癖がある。電気製品や木工品、台所用品まで、先ず手を掛ける。
4年前に、居間に取り付けたダイキンのエアコンの掃除時期がとっくにきている。
フィルターの掃除をしたいが、何といっても踏み台に乗っても届かない。それと、
加齢のせいか高所に乗ると頭がフラつく。
妻の発案で、「夏休みに孫たちが来るときに頼もう」ということになった。
一人は183cmという背高だから、踏み台に乗ったら分けなく作業に入った。
そして、手際よくエアーフィルターを外して下にいる弟に手渡した。
弟はそれをベランダで拭き取ってくれた。聞くと、下宿先や研究室のエアコンの
掃除をやっているから慣れているという。
何という力強い助っ人が出来たものか。妻と二人で喜んでいる。


 更新日  2024/09/18



【世の中、もっと良くなって】

日本の歴史の中で、政治の責任者のお陰で幸せになったことがある
だろうか?政治家のわがままで自在になってきたのではなかろうか?
そんな中で民主党時代に政権を取った時の野田氏の働きを忘れえない。
自分の利益を考えない動きだった。
私が写真グループの中で働いている時に一人の優秀な男と出会った。
暫くして彼は勤務先のNTTを辞めて市会議員に立候補し見事選ばれた。
私は彼の働きに期待した。そして、彼の薦めで立憲の会員になつた。
それから一年、立憲の党首選挙になった。送られてきた投票用紙に
私は心をこめて書いてポストした。

 更新日  2024/08/30



【家族会2024夏】

思い返せば、皆がまとまって集まってくれたのは6年前、2019年3月だった。
それは、私の喜寿を祝うために我が家に集まってくれた。
今回は、十日町市当間の「ベルナティオ」と言うリゾートホテルに集まった。
残念だったのは、インターンシップのために瑞生くんが出席できなかったことだ。
ともかく、11人が揃ったこと、皆が健康で元気だったことが嬉しい。
バドミントン大会、卓球大会、そして楽しめたのは、へぎ蕎麦作りだった。
2人ペアーで、蕎麦打ちをし、そして持ち帰った蕎麦を家で食べて、
コシの強さと、蕎麦打ちの楽しさを2度味わった。
金婚式以来の家族写真のビデオ映写会や二次会でのクイズ大会といい、
幹事さんたちの苦労を思うと”ありがとう”と重ねて言いたい。
そして、これからも皆の健康と幸せを祈り、皆でこうして
集まれることを祈りたい。


 更新日  2024/07/18



【天気図を描く】

テレビの天気図を見ていて思い出した。
昔の話だが、山登りをしていた若い頃の話である。
3000M級の山登りは午後3時頃には山小屋に入らないといけない。
そして、明日の天気がどうなるかと気にする。
そんな時、役立ったのはNHK第二放送の天気予報だ。
天気予報と言っても、各地の今の気圧を発表してくれるだけである。
それを聞きながら専用の地図帳に書き入れてゆく。
そして、自分で気圧配置図を描いて、明日の天気予報をするのである。
今は、どの山小屋にもTVがあり天気予報をリアルにやってくれるが、
その時は、それを周りの人たちに見せて自慢したりした。
それなりに楽しくもあった思い出である。


  更新日  2024/06/30



【くじ引き】

12人の新役員の候補が揃った。なんと我マンシヨンの20期目の
理事会の順番が回ってきたのだ。輪番制で初の理事会役員だ。
80歳を超えた私にとって辞退する手もあったが、私を知っている
者も多い中、簡単には降ろしてくれないと思い登録した。

先ず、最初は理事長の立候補の選出だが、誰も手を挙げない。
くじ引きに入る順番を決めるために、先頭のA氏とビリ列の私が
ジャンケンをした。私はパーを出して負けた。そしてA氏は最初
にくじ引きをして、なんと理事長を引き当てた。ジャンケンを
負けたのが良かったのか、籤引きの運が良かったのか、とにかく
大役を避けられてホッとしている。

ちなみに、最終的に決まったのは「コミュニティ係」という
マンション内の行事を運営する仕事だ。
これも大変な仕事だが頑張ることにしよう。



 更新日  2024/05/31



【趣味の写真】

私が写真に興味を持ったのは高2の時だった。
浩一兄が二階の押入れを改造して暗室を作ったからだ。
しかし、自分には金もないし時間もない。
長い間、写真ではなくスケッチを楽しんだ。
その後、長い年月が過ぎ去り千葉に来て日本画を習いに
通っていたこともある。
さらに小平市に引っ越し、NHK国立の日本画教室を覗いた時、
たまたま開いていたのが写真教室だった。
その時、ふと昔の思い出が蘇ってきた。
こうして本格的に写真に興味を持つようになった。
それから17年、少しは上手くなったのか?と
自問いする今日この頃である。



  更新日  2024/04/30



【咄嗟のひとこと】

写真仲間4人で喫茶店に入った。
会議が無事終わったせいか皆、リラックスしている。
カウンター越しにマスターが”コーヒーの種類は何にされますか?”と聞いてきた。
皆、迷っていたが私は咄嗟に”お店のお勧めは何ですか?”と尋ねてみた。
マスターは"これがいいですよ!”と答えた。
当然、私はOKしたが迷っていた他の三人も”私もそれでお願い!”と続いた。
結局4人とも同じコーヒーになった。
この話を家人に話すと”なかなかスマートな注文出来たわね”
と褒められた。スマートな注文か…
これから時々試してみることにしよう。
とは言え、こんな喫茶店に入る機会はいつになることやら…


 更新日 2024/03/28



【テレビ体操12年】
テレビ体操を始めたのは古希を迎えた年だったから、あれから12年になる。
毎朝の散歩は足が不自由になってから運動不足を補うためにテレビ体操に
変った。
この番組は、私にとっては老化防止が主たる目的だったが、今ではラジオ体操と
並んで「健康増進」の一環として見直されている。とにかく続けることが大事だ。
毎日続けることによって筋肉が付き、基礎代謝も高くなるという。
Webサイトには、呼吸が促され、消化器の働きが改善され、肩こりや腰痛の
予防・改善になるなどの効果が期待できると記されている。
TV体操は月、金曜日には、頭の運動も兼ねた手足の運動も入っていて、
私を苦しませている。



 更新日 2024/02/28



【地震被害を悼む】

あの悲惨な大地震からはや2ケ月が経とうとしている。ボランティアの方々の力も
相当に助かっている。私も若さと余力があれば駆け付けていただろう。

自分の人生80数年に幾度か”気持ちだけの応援”の機会があった。
台風被害にあった人(勝枝さん)、大病で入院した顧客の研究者(X氏)、
神戸の大地震(唐木さん)、東日本大地震(直後に当地へ旅行)など、その時々の
懐具合でお見舞いをしてきた。

今思うと、そうした自分の心を喜んでくれた人々が沢山いた。強いて言えば、
今の幸せな自分があるのは、そういった人たちからの背後からの温かい応援が
あったからではないだろうか。
今回も能登半島旅行で世話になった人々へ少しでも役に立ってくれれば良いと
思い少額だが寄附をした。そして、私の人生において、これが「最後の寄付」に
なってくれたらいいと念願する次第だ。

 更新日 2024/01/31



【大地震と私】
写真は能登の千枚田である。その能登半島へは8年前に旅行に行っている。
その時に感動した景色は今回の大地震で無残に壊れてしまった。千枚田もそうだ。

大地震といえば私には忘れられない思い出がある。
今から29年前の阪神淡路大震災である。
当時、私は東京本社の責任ある一つの仕事として緊急トイレを開発して
いた。早速、在庫の緊急トイレを神戸に寄付しようと県庁に掛け合ったが
担当官はその使い方を理解できなかった。
次に県警を思い出し足を運んだ。担当官は直ぐに受け入れてくれた。
何といっても全国から警察官の応援が入ってきているのだから大いに
助かった筈だ。トラック一杯のトイレは大いに役立ったと、後日
県警からお礼と表彰状をいただいた。
未だにトイレに苦労している能登地方の被災地を見る度に
思い出す出来事である。

 更新日 2023/12/16



【歩】

今年の夏は暑かった。しかも長く続いた。
そのためか歩く時間が少なかったように思う。
今年は未だ10日余りあるが、残念だが120万歩には届き
そうにない。最高に歩いたのは息子と歩いた秩父の
山歩きで2万4千歩であった。
「歩くことは健康にいい」ことは承知している。
私と同じような年恰好の人が腰を曲げて杖をついて
歩いている姿を見ると、あのようにはなりたくないと
つくづく思う。「猫背にならないこと」そして
「転ばないこと」に注意して歩き続けたいと願っている。



  更新日  2023/11/29



 【地球は大丈夫か・・・?】

写真は、新潟県の十日町市博物館に展示されていた昔の町中の
雪降しの模型である。昔といっても50年ほど前の話である。
私の故郷の高田も十日町に負けないくらい雪が積もった。
二階から出入りするくらい積もった時もある。
しかし、今は暖冬で雪降しをしない年もあるという。
最近の話では、伊勢えびが青森で捕れ、フグが北海道で
大漁になるとか。海水の温度までが異常に変動しているという。
地球は温暖化ではなく今や沸騰化していると言われている。
地球は破滅するのではないか!と思われる現象が起きている。


 更新日  2023/10/30



【世の中、狭い】

母校の小学校の140周年記念号に私の手紙が載ったことがあった。
もう9年も前の話である。それが未だに話題になっていることを
知って驚いた。

先日、中学校の教頭をしていた甥に会った時である。
彼は同期会で出会った元小学校校長が会合の席で面白い話
をしたと教えてくれた。
「…実はこんなお手紙を卒業生からもらったことが
ありまして…云々」と。
その手紙の件を事前に知っていた甥はすかさず
「それは私の叔父でしょう。Yというのですが」と思わず
叫んだそうだ。まさにその通りで周りの人たちは
この偶然に大変驚いたそうです。

さて投稿した私の手紙の内容ですが…
…”Y君は頑張った。やれば出来るじゃないか”と卒業式の日に
担当教師が皆の前で私を褒めたたえてくれた。その後、
中学校に入ってから成績はどんどん伸び、ますますやる気に
なって今日がある云々…。
要するに「褒めることの重要さ」を書いたのだった。


 更新日  2023/09/29



【運が悪い】

他人事ではない。私も何回も転んで他人の世話になったことがある。
写友が6月にコロナ感染で入院した。こともあろうに急性肺炎と帯状疱疹を
連発して、とうとう一か月も入院してしまった。
その彼が9月初めに自転車で転んで脚を折った。なんと救急車で病院に運ばれる
という大事故で三週間も入院した。
その間、我々の写真展があり、彼の用務も全て私がやるハメになってしまった。
更に11月の文化祭の準備まで一人でやっている。
彼も辛いだろうが、私の運も引きずられている。


 更新日  2023/08/29



【熱中症】

朝6時頃になると決まって”ピーポ・ピーポ”と救急車のサイレンである。
我が家から道路沿いに80mのところに病院がある。
一日に何度となく聞こえてくる。コロナ禍の時よりも今のほうが多い。
早いときは、朝3時に起こされる時もある。
夜中のエアコンを付けっぱなしは反エコかもしれないが
TVの「室内での熱中症注意」が重要であろう。
私も、喉が渇く前に水を飲むことにしよう。
まだまだ残暑は続くらしい。皆さんもくれぐれも気を付けて。


 更新日  2023/07/20



【生きていく資格】            (写真:武蔵野美術大学正門より)

市役所の観光課からの依頼で、武蔵野美術大学で開かれた会議に出席した。
主題は「未来に残したい小平観光ベスト10」を選択するための審査員集会である。
市の係員が選択した17の候補地を市民に提案し公募結果を審査してベスト10を
選ぼうという企画である。
審査員のメンバーは9人で、国立博物館の研究員,文化学園大学の准教授など。
この会の委員長が武蔵野美術大学の学長だった。

市役所の担当者の説明に対し、出席者はさすがに厳しい質問を投げた。
リタイヤーしてから、もう20数年が経つ。会議の雰囲気にも着いてゆけない。
さらに専門的な話には私の出る幕はないが事務的な進め方に対し、いくつかの
提案をした。市民の関心をどう引き出すか?市報の使い方についても進言した。
閉会後、別れ際に委員長と市の上役が「良い指導を頂きました」とお礼を
述べてくれた。
「年寄りには年寄りの知恵」があり「民間人にはそれなりの利点」があるものだ。
そんなことを感じた1日だった。



  更新日  2023/07/04



【次に行く所はどこ?】・・・(写真:対馬の厳原港)

長崎県壱岐島、対馬のツアーに行ってきた。
バスガイドは、冒頭の挨拶で、
「皆さんは、日本ではもう行くところがなくなって、
壱岐島に来たんでしょうね」と言って皆の笑いを誘った。
ツアー客は38人、最高齢は85才位だろうか?
ガイドが言うように日本中を旅して旅慣れた人ばかりに見える。

ここは韓国釜山まで最短距離で50kmという近さだ。
そのせいか朝鮮半島や中国大陸の品々がたくさん見つかり、弥生時代には
外国との交易や交流の中継地・拠点として栄えていたようだ。
しかし、明治に入って大砲台があちこちに設置されたのは
韓国やロシアから脅かされてきた経緯があるらしい。

さて、まだまだ行っていない所がいっぱいありそうだけど
次に行く島(ところ)はどこにしようか?



 更新日  2023/06/29



【雨の中も楽しんで?】

6月初め、颱風がやってきたが我々が向かおうとする北杜市清里から遠ざかる様子だ。
しかし、線状降水帯が南北に停滞しそうだ。大雨洪水注意報も出ている。
梅雨入りを避けたつもりだが、ガッカリだ。
しかし、写真を趣味の私は、多少の雨や、ガスはむしろ「気象の変化」としていい題材にもなる。
かすかに「二日目は雨は小降りになりそう」との期待的観測で、初日の予定を二日目に回した。
その結果、初日は美術館見学と、森林と庭園のナチュラルガーデンズに立ち寄ることにした。
颱風が遠のいたお陰で、風は弱まり、雨も弱くなってきた。濡れた葉っぱや花びらはイキイキとし、
気持ちの良い作品が撮れた。
しかも、二日目は朝起きたら雨は小降りで池の周りを散歩した。雨は徐々にあがり、富士山も
見えてきた。スケジュールの変更と、柔軟な適応性が旅の成功を導いてくれた。
そして、TSさんの安全運転に感謝!ありがとうございました。


  更新日  2023/05/30



【前職は何?】
今のマンションに住んでから18年経過した。
今回、トイレのリフォーム工事を思い立った。故障したわけではないが、気分一新が目的だ。
業者の年老いたセールスマンが見積もりの為に来訪してきた。
早速、私が書いたトイレの図面を見せところ、
彼は、私の顔をマジマジと見て
「ご主人の前職は何でしたか?建築ですか?」と言い出した。
化学系だと言うと、更に驚いた顔を見せた。
此方も思わぬ誉め言葉に悪い気はしなかったが、これもセールストークだったのだろうか。
しかし、いくつになっても褒められることは嬉しいものだ。



 更新日  2023/04/30



【運がいい】

人にはそれぞれに「運」とか「ツキ」があるものだ。最近の出来事である。
デジタル一眼カメラを買って写真撮影を本格的に始めてから、15年になる。
4月に入り新緑と花の写真季節に入り、ペンタックスからフリートライアルの
貸し出し応募の広告が入ってきた。
幾つかの機種の中に今人気の”K-3 MarkⅢ”が3台だけ、応募機種に入っていた。
全国で3台では、応募倍率が相当高いはずであり、当選するはずもない、と
思いながら、ダメモトで申し込んでみた。
それが、なんと合格通知が4/26のメールで入ってきた。
何という”運”の良さか。
ただ、これは「フリートライアル」であり無料貸し出しであるから自分のものに
なるわけではない。じっくり使い勝手を見極めなくてはならない。
運が良いと喜んでばかりいられない。

  更新日  2023/03/31



【なまこ壁とはなに?】

3月初旬に伊豆下田に行ってきた。江戸時代にペリーが上陸した町だ。
そこには古くから伝わった建築技術が残されている。
「なまこ壁」と言う壁を使った建造技術である。
潮風や台風などの自然災害に強く、土壁や板壁よりも耐火性に優れているらしい。
静岡県松崎町、愛知県有松、岡山県倉敷等々、全国的にこの工法を生かした建築が
多く残されている。事典では、「生子壁」「海鼠壁」と表記としているが、
「なまこ壁」という表記は見られない。
壁瓦の目地(継ぎ目)に漆喰を蒲鉾形に盛り付けて塗る工法によるもので、
目地の盛り上がった形がナマコ(海鼠)に似ていることからその名があるようだ。


 更新日  2023/02/23



【趣味を楽しむ】・・・(写真:梅の踊り子)

「歳なんだから」と言っては根も葉もない。
好きなことをやっているのに贅沢は言えない。しかし何事も永年やっているとマンネリに
なってくる。そして自分の能力の無さに飽き飽きしてくる。
写真を15年近くやっているが、コロナの所為もあって出不精になって
奇抜な処への撮影チャンスが少なくなっているのも原因だ。
そんなことを感じているところに、朝日新聞の天声人語の文章が飛び込んできた。
「何でもいいから楽をしたいと考えるのは、創作活動に対する心構えの欠如だ」と
葦沢かもめAI作家が言っている。
創作を楽しむことが趣味であったはずだ。
もう一度自分に「楽」とは何かを考えさせよう。


 更新日  2023/01/26



大雪も楽し

10年に一度の寒波が日本全国を襲った。車道の何キロにも渡る渋滞、ホワイトアウト
による事故、停電等々被害は今回も大きかった。
夏に洪水や台風が10年ぶりなどといったといった自然災害も多くなっている。
温暖化による地球上の被害があちこちで起こっている。これらはすべて人類の責任で
あると言っても過言ではない。それならば、人類の責任によって、対策を取れば良い。
予見はできても対策ができていない。北陸、東北の冬には雪が付きものである。
雪国の人々は、その雪の中で生活を楽しむ方法を知っている。
写真は5年前の2018年、裏磐梯の森の中で出会った雪景色である。
題して『雪の舞』である。雪景色を楽しめる生活をしたいものである。


 更新日  2022/12/26



舞いあがれ

写友に元自衛隊のブルーインパルスのパイロットがいる。
先日、彼に招待されて茨城の百里基地の航空祭に行った。
彼は殆どの種類のファントム戦闘機に乗り、インパルスの指導員にまでなった。
苦難を乗り越え、希望と夢に燃えた人生を送ってきた。
写真の世界でもプロ級の腕前で、今でもチャレンジが続いている。
苦難を乗り越え、希望と夢を持ち続けることの大切さを教えてくれる貴重な友だ。


 
 更新日  2022/11/27



モウ~ダメか?

岐阜の下呂と言えば日本三大温泉の一つとして誰でも知っている。
紅葉と温泉を目掛けた旅だったが、根っから好きな山登り、滝巡りを、捨てるわけ
にはゆかない。同市の北部に飛騨小坂という山地がある。
この山地にある溶岩台地の谷沿いに三段滝(三ツ滝)がある。
我々は単独行ではなく、珍しくガイド付きのツアーにのって5㎞、3時間の山岳路を
歩き切った。厳立峡の険しい壁に取り付けられた階段を昇りながらの滝巡りだった。
途中、珍しい岩が、我々を出迎えてくれた。
かなり疲れていた我々に、笑顔と元気を与えてくれた牛顔だった。


  更新日  2022/10/31



こんな詩が目に留まりました

「天空へ届け 」 作詞・作曲 吉幾三

天空へ届け 平和の願い
子供の泪 見たくはないよ
親とも別れ 道なき道を
寒空の下 泣いてる事を
届けておくれよ 私の願い
星なる神よ あるなら届け
悪しきことは 大人の世界
罪なき子らの 未来を閉ざし
夢は見てても 恐れる夢よ

世界へ届け お願い早く
憎しみだけじゃ 戦(あらそ)いだけじゃ
夜空輝く すべての星よ
約束無しで 言い訳だけじゃ
届けておくれよ 願いはひとつ
元気な声を 届けておくれ

天空へ届け



 更新日  2022/09/29



気が付かないこと

世の中、注意深く、物事を見ているつもりでも、気が付かないことも沢山ある。
秋の『連盟展』が9/14に開催された。撮影機会が少ないにもかかわらず、会員の
新作出展が多かった。その中で、池の水面上に虹が立ち、その空間に向かってトビが
舞っている。「雨あがる」のタイトルもいいし、構図的にも良くできている。
私の長男が観に来た。鳥が好きな彼は、ジーとそのトビに注視していて、
「このトビはネズミを捕まえている!」と指摘した。
なるほど、良く見るとトビの足先に何か黒い物体がつかまれている。そして、
その物体の先に長い尻尾のようなものが流れている。
翌日、そのことを作者に伝えるとびっくりしていた。他の仲間も同じだった。
我々、写真愛好家は色合い、構図、視点を気にするが、そこまでは見ていない。
もっと細密に観察すれば、写真も面白くなるかも知れない。



 更新日  2022/08/28



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小学校時代は算数が大の苦手だった。卒業の学期なって担任の先生が特訓をして
くれた。卒業の日、「やればできるじゃないか」と皆の前で褒めてくれた。
そのおかげで、中学校の数学では、常に100点を目指すまで数学が好きになった。
あれから65年、すっかり数学から遠ざかっていたがふと思い出して、中2の数学の
問題集を買ってきた。毎日1時間、問題集に取り組んでいる。
果たして、何時まで続くことか?中学のレベルでもいい。
続けられたらボケ防止になるだろう。


 更新日  2022/07/26



”カサないよ”

志賀高原は海抜1600mと高地だ。
この日は朝から降ったり止んだりの不安定な天気模様だった。私たちは遠出をやめて
近くの池と丘を散歩することにした。幸い、青空が出るくらいの天気に恵まれたが、
帰るころになって怪しげな雲が目立ってきた。帰途について間もなく、ホテルの
レストランで出会った二人が登ってきた。
「傘を持っていますか?」と声を掛けたところ、持っていないと言う。
「良かったらどうぞ!」と、ホテルの傘を手渡した。
夕食時、彼らは隣席にやってきて「すごい雨にやられ、途中で帰ってきました。
すごく助かったです」と、深々と頭を下げた。
翌朝、朝食で出会った時も「昨日は本当に助かりました」と礼を繰り返した。
日本人はこんな風に何回でもお礼を繰り返す風習がある。欧米人にはない習慣だ。
しかし、何回も礼を言われても悪い気はしない。
私は日本人、現役時代を思い出す。こんな風習が好きである。



 更新日  2022/06/27



遮光器土偶

聞いたことのない名前と見たことのない姿に驚いた。JR五能線の青森側に
木造駅という小さな駅がある。そこの正面に飾られていた大きな彫刻壁である。
そのモデルが、この界隈の亀ヶ岡遺跡から発掘された「遮光器土偶」であった。
紀元前1000年から400年くらいに作られた高さ37cmの小さな土偶である。
遮光器とは雪からの反射光線を防ぐための眼鏡様のもので、いわば現代の
スノーゴーグルである。土偶の目の辺りが似ているのでこの名前がつけられたらしい。
壁像や模造品があちこちにあるが、なんと亀ヶ岡遺跡の現物は東京国立博物館
に重文として収蔵されているという。一度、覗いてみたいと思っている。


 更新日  2022/06/16



日本一の大仏

「巨大な仏」のことを『大仏』と言うそうだ。大仏と言えば、先ずは
奈良東大寺、そして、鎌倉の清浄泉寺高徳院が有名だ。
しかし、青森青龍寺の「昭和の大仏」は知らなかった。
これは青銅座像仏(大日如来)では日本で一番高いという。
高さは21.35mで奈良東大寺は14.9m、鎌倉大仏は13.35mであるから
群を抜いている。もちろん、摩崖仏や立像とは比較にならない。
この大仏は、昭和59年に建造され『昭和の大仏』と称され、皆に愛されている。
この大仏の胎内掲示にあった30枚の格言画版にあった言葉が気に入った。
『人間は一人では幸せになれない。幸せは人と人との間から生まれてくるものです』


 更新日  2022/05/18



想い出を楽しむ

若い時は、高い山に登りたくて3000メートル級の山々に挑戦していた。
富士山をはじめ、北岳、槍ヶ岳、穂高連峰等々だ。
4月下旬に南信州駒ヶ根に撮影に行った。桜の季節は過ぎていたが、光前寺に行く
途中に水仙道路があった。その背景になんと木曽駒ヶ岳があり、宝剣岳まで雪を
被ったまま居座っているではないか。木曾駒,宝剣岳は妻と登った。
そして長男が小五の時二人で登った。今から40年も前の話である。
この二つの山は、2956mと2931mと少しばかり3000mに届かない。
しかし、想い出が多い。その山を下から眺め昔を偲ぶ。
想い出を作っておいて良かったと思う。


 更新日  2022/04/30



久々の撮影旅行(長野県駒ケ根市)

2年半振りに撮影旅行を計画し写友とグループを組んで撮影に出かけた。
グループと言っても3人だけの組だ。新型コロナの影響で、写真サークルでは
撮影バス旅行ができなくなってから2年になる。その間、私はもっぱら個人で温泉旅行を
兼ねて写真を撮っていた。
今回は、写真サークルの幹事3人でツアーを計画した。桜の開花時期の予測は難しい。
今年も、何と予測に反し3日間も夏日がやってきた。大幅に桜の見どころは狂ってしまった。
3人は頭を抱えたが仕方ない。”行けば何かあるだろう”とのことで腹をくくり出かけた。
案の定、桜は散りかけていて写真にならない。しかし、山の方に車を廻したら、
「花桃の里」を発見し歓喜のシャッターチャンスに出会えた。
旅行計画は難しい。天候の良し悪し、でも個人旅行の場合は、代替えの予定も用意できる
から安心だ。これからも、楽しめるプランを作ってゆきたいものだ。


 更新日  2022/03/26



芦の尻道祖神(長野市大岡地区)
長野県の無形民俗文化財に指定されている道祖神だ。
昔、周囲の村で病がはやった時、医者がはやり病が村に入ってこないよう村境の
芦ノ尻道祖神に祀り、悪霊を追い払ったといわれている。
部落の各家の正月の松飾りのしめ縄で、道祖神の文字碑に独特の顔が、毎年1月7日
に作られいる。
海抜800から1000Mにこの部落がある。今でこそ舗装された県道が通っているが、
昔の部落民はどんな生活を送っていたのだろうかと心配してみた。
コロナ禍の中、この部落には新型コロナの感染者は出ていないだろうか?
多分道祖神が守ってくれていることだろう。


 更新日  2022/02/28


濃厚接触対策
コロナ禍の中、集会や展示会の行事をやるには主催者としては気を遣う。
年に3回の写真展は先日やっと終わった。
来場者はさすがにマスクは着用してくる。しかし、緊急時の連絡簿に名前と
電話番号を記入することを要請しても書かない人がいる。
記入依頼を無視して勝手に入場し写真を見る人がいたり、ブツブツ言って怒って
入らずに帰る人もいる。
濃厚接触を避けようとするこちらの努力を理解しない人には見てもらわないでもいい。
9月まで主催する写真展はない。のんびり構えておれそうだ。
それまでにコロナは静まってくれるといいのだが。
           (写真は今回の私の展示作品です)

 更新日  2022/01/27



オミクロン株の次は?
ギリシア文字のアルファベットは理化学の記号に多く使われている。
アルファ>ベーター>ガンマー>デルタ>・・・ニュー>クサイ>オミクロン>
パイ>ロー>・・・>オメガと続く。
WHOはコロナの株にギリシア文字を順番に使っている。今回、猛烈な感染威力を
持った株にWHOがオミクロンと名付けた。順番ならニューμであり、次のクサイξである。
ニューは英語のNewと混同するから避けたのは分かる。
ただ、クサイξは習近平の習を英語でXiと表記するから、WHOが気を使った?らしい。
新型コロナの株はどこまで交配するのか?
使えるギリシア文字は多くない。最後のオメガωで終わってくれるのか?

  (写真は山中湖にて:2016年)

  更新日  2021/12/30



【年の瀬】
80回目の年の瀬は、感慨深い気持ちになった。2年続いたコロナ禍は一度沈み掛けた
ウィルスもオミクロン株となって再び脅かしている。
我家も、そして家系一族も大過なく年を越せそうだ。しかし、裏では病院通いが
沢山あった。私自身も、歯医者から始まり、大腸ポリープ切除等々あって、最後は
脳ドックで締めくくり安心できた。何とか「良い年」を越せそうだ。
夜道、花屋の前を通った。正月用の花が山のように積まれていた。
来るべし年がいい年になるように祈って、我が家にも花を飾ろう。

 更新日  2021/11/28



個室が欲しい】
50年振りだろうか。考えもしなかった入院を体験した。たった一晩だったが
選択なしに6人部屋に通された。
消灯の9時までは良かったが、みんなが寝始め、そしてぼちぼち私も寝付いたころ
からが大変であった。まず”いびき”の合唱である。
2列に並んだ6人ベッドの入り口に位置していたから、ステレオ状態で聞こえる。
昔、山小屋で経験したことがあったが、その時は疲れていたから、我先に眠れたのだろう。
「他人のいびきは楽しいんで聞け」なんて忠告は用をなさない。
まんじりとした夜明けごろ、今度はそれに交じって「ねごと」が入ってきた。
高齢者ばかりの病室だったから仕方ないのだろう。もっとも自分のことはわからない。
やはり病室は個室がいい。TVもラジオもライトも自由だ。
病院に行かないのがベストだが、人生そうもゆかないだろう。
医術と施設のそろった病院を探しておこう。
(写真は、新潟十日町、清津峡トンネル内)


 更新日  2021/10/30



「皆に感謝」
10/26、八十歳を無事に超えた。
80年間、大過なく生きてこられたのは私を生み育ててくれた母のお陰だろう。
間一髪、危ういときも何度かあった。そんな自分を守ってくれたのは妻の存在だ。
そして、家族の皆にも感謝したい。
本当にありがとう。



  更新日  2021/09/25



小平中央公園にある小山の頂上広場だ
最近の働き世代は自宅で過ごす時間が多くなったせいか
外に出ると、こんな微笑ましい親子の姿によく遭遇する
若い父親と遊ぶ女の子を見ながら、しみじみ昔の自分を
思い出した

  更新日  2021/08/28



【悩むことない】
自分の手で何とかなるなら、大いに考え、専門家に問い、対策を取ればいい。
9月に2つの写真展がある。両方とも大きな展示会だ。
そして、私が設営、運営などを企画せねばならない。その企画に沿ってメンバーが
動いてくれる。今までにも何回もやってきたし成功を収めている。
しかし、今回は特別だ。新型コロナが猛威を振るっている。こんな時期に無理にやる
必要があるのか?という疑問がよぎる。
オリンピックの無観客開催を決めた時もそうだった。(比較にならないが)
「万全を期す、安全と安心を持ってもらう」どこかで聞いた話だが、そのために、
どのような対策を取らないといけないか。
悩み考えることがいっぱいある。

 更新日  2021/08/02



暑中お見舞い申し上げます

皆さん、お変わりないですか?
私たちは、しばしコロナを忘れ、年齢を忘れ
八幡平の自然の息吹に浸ってきました
ここは雨上がりの「県民の森」の一角
珍しいツーショットです!(k.y記)

 更新日  2021/06/20



【ハナショウブとアヤメ】
季節柄、花菖蒲が見頃である。東京では堀切菖蒲園、小石川後楽園、石神井公園、等々
沢山あって、江戸時代から庶民の花として愛されてきた。
先日、北山公園(東村山)に写友と行ってきた。花菖蒲は五分咲きだったが、
生き生きとした花と蕾の構成が撮影には最適だった。
写友は時々アヤメとショウブをごちゃ混ぜに話していたので間違いを指摘してやった。
しかし、帰宅後、Netで調べると自分の認識もいい加減であることに気が付いた。
アヤメを広辞苑で引くと「文目」「菖蒲」とでてくる。学術的には花菖蒲も同じである。
では、どこが違うのか?違いは花弁のつき方にある。
アヤメは花弁の根元が白と黄色、網目模様がある。
ハナショウブの根元は白と黄色で模様がない。同じような花で愛知県の県花でもある
カキツバタは白一色で模様がないという。しかも、「キジカクシ目アヤメ科アヤメ属」である。
ややこしくなってきました。
(ちなみに五月の節句で湯船に使うショウブは、サトイモ科に属するらしい)



  更新日  2021/05/24



ワクチン接種予約大混乱】
ビートルズの来日コンサートでも、こんなに混乱したろうか?ワクチンの予約の話
である。集団接種予約日初日、Webを接続し予約を完成した。妻もスマホでゲットした。
午後になり3人の市内の友達から、電話があり「取れない」「満杯になった」
「電話がつながらない」と言ったきた。
子供たちも手を貸しそうな雰囲気だった。しかし、ダメだったら仕方ないと腹を
決めてWeb一本で対処した。自分の兄弟は上越市以外はまだ取れていない。
早く接種が終わって欲しい。コロナを退治して欲しい。写真は近くの田無神社の狛犬。

 更新日  2021/04/17



新型コロナが騒がれ緊急事態宣言が発令されてから早や一年が過ぎた。そして、ついに
第4波と騒がれ、蔓延防止等重点措置の適用となった。大阪や隣の兵庫県でも連日、
感染者が過去最高を記録している。神戸の業務契約先との対面会議もできず、仕事も
はかどらない。
ワクチンの接種もいつの日になるのか見当がつかない。
そんな中、仙台の奥座敷「秋保温泉」に一泊してきた。電車もバスもホテル内もすべて
3密状態から逃れられた。あれから2週間。元気ではあるが、やはり疲れている・・・。
写真は、仙台市内・広瀬川の大橋付近


 更新日  2021/03/13



久しぶりに写真展で入賞した。去年の4月初め、新形コロナ感染予防で外出自粛要請
されていた時、散歩中に見かけた光景だ。
"お兄ちゃん待って!”と題して出展した。中央公園の「ジャブジャブ池」の中で
自転車に乗って遊ぶ兄弟の姿が楽しそうだった。同時に、池の水面には桜の花びら
”花筏”が一面に浮かんで、且つ銀杏や欅の木々の影がきれいに揺れ動いていた。
その波は兄弟が自転車で作った波だ。
この展示会は、「小平市の四季と市民のくらし」をテーマにした市役所主催の写真展だ。
その年の一年間、しかも小平市内で撮られた写真に限られているから出展するのも大変だ。
3年ぶりに出展したが、その時よりも一段階上の入賞になった。
3/20~3/26まで「ルネこだいら」で開催される。

 更新日  2021/02/11



疲労回復には…】
パソコン作業の姿勢が頸、肩に疲労を与え、その結果、頭への血流を悪くすると
言う。そのせいか私の場合、時々頭痛が起こり苦しむ。仕事も写真もPCがないと
進まない。ついつい深入りし、途中で一息入れるのを忘れ立ち止まることもしない。
自己管理が一番なのだが、それすら忘れてしまいがちである。だから不要不急の
友人、知人からの電話で、PCの手が中断させられると、まことに嬉しくなる。
(ロウバイ:府中市郷土の森にて)

 更新日   2021/01/23



東京の新型コロナの感染者は、このままゆくと一月中に10万人に届きそうだ。
緊急事態宣言が出されても一向に感染は治まりそうにない。
正月、10ヵ月ぶりに一木と対面した。
場所は小金井公園のど真ん中にあるテーブル付きのベンチに座って近況を語った。
互いにマスクしながら、しかも2M位離れての会話である。
さらに飲み物と弁当を食べるときはマスクなしである。公園だから風もあるが
密の状態にならないよう注意しながら1時間くらい話したろうか。
あれから3週間、どうも感染はなかったようだ。ちなみに、1/21発表の感染者は、
西東京市で868人(+28)、小平市は546人(+15)である。
人口比でみると1000人当り、西東京市で4.2人、小平市は2.8人である。
都心に通っている人数にも関係すると思うが、油断は禁物だ。

 更新日   2020/12/02



初めてMRIなる検査を受けた。最近、時々だが頭痛に悩まされていた。
決意して脳神経外科に診てもらった。
頭部だけなので10分ほどだったが、ドゥン・ドゥン・カタ・カタ・カタ・・・と
頭をたたかれているみたいだった。
医師は、モニターに映し出されている40枚ほどの輪切り画面をみて、
「特に脳に問題ない」と診断した。
結論は頸や肩のコリからくる「緊張型頭痛ではないか」と言う。
要するにPCに向かう時間を少なくすることだ。
医師は整形外科、マッサージを勧めないし、むろん投薬もない。
兎に角、私は生活改善とリハビリに努めるしかない。

  更新日   2020/11/11



散歩の途中、懐かしい風景に出会った。雀たちが群れを成し電線に寛いでいた。
報道によると、最近街中に雀がいなくなったらしい。雀は元来、人間との生活圏は
共有していた。それは人間の生活圏は「安全地帯」だったからだという。
軒先に巣を作りやすい空間があったからだ。
人間は勝手に建物の設計を変え、生活体系を変化させ、自然を変えている。
その結果、熊や猪が人家に近づき被害を及ぼしている。
地球の温暖化も見逃せない地球破壊だ。否、自然だけではない。
民主主義の先進国のアメリカが民主主義を破壊しようとしている。
地球破壊はどこまで続くのだろう。

 更新日  2020/10/14



世の中永いこと生きていると様々な物に出会う。
特に近年は温暖化のせいか、見たこともないものに出会う。その一つが写真のキノコ
である。玉川上水緑道を歩いている時、木の根っこに見つけた。
なんでも興味を持つ悪い癖で、Web サイトでさっそく調べた。
しかしどこのサイトにも出てこない。翌朝5時目覚めと同時に思い出し、”教えてGoo”の
サイトに加入して「これなんですか?」と問いかけてみた。
何と15分もしないうちにMr.KKKから「多分・・・」と回答があった。
そして、それから10分、SSS氏から「いや、違う。多分・・・」と入ってきた。
もの好きは私だけではない。世の中、楽しい人ばかりだ。
どうも写真はキノコの”シロハツ”が風か悪い子のいたずらで背返りしてしまったものらしい。

  更新日  2020/09/28



写真展のコロナ対策—
コロナ禍、不要不急の生活の中で、極端なスティホームがみんなを苦しめている。
特に写真愛好家にとって退屈限りない。
さんざん迷った結果、例年通り「小平市写真連盟 写真展」を開催することになった。
ギャラリーのある「ルネこだいら」は市の文化会館でもある。行政の指示に従って、
3密対策を取り、消毒、換気、接客に配慮した。そのための看板もふんだんに用意した。
来館者は例年の半数くらい。ただ、違うのは、皆がその道のベテランであり顔見知り
ばかりである。5日間で250人は満足する来館者数であった。皆、喜んでくれた。
しかし心配されたのは、来館者同士の密接した語らいが多いことだった。
最終日から2週間が経った先日、心配していた保健所からの電話はなかった。
来館者名簿も不要になった。ヤレヤレである。
実行委員としては安堵しているところである。


 更新日  2020/08/17



今年に入ってどこにも撮影に行っていない。例年なら長野、東北、伊豆など桜を
追いかけ、新緑を求めてよく歩いていた。それなのに今年はCOVID-19のお陰で
玉川上水緑道歩きが専門になっている。体力の低下も心配になるが、それよりも
好奇心の低下のほうが怖い。新しいものの発見による気分の高揚が何よりの元気薬
なのだ。
そして、もっと困るのが2つのグループで発表しているホームページのギャラリーへの
投稿だ。毎月6作品を選ばなくてはならない。仕方なく昔の保存作を探すことになる。
その時のいいと思う写真は殆どその時に発表しているから、なかなか見つからない。
しかし、面白いもので、その時の感性と今とではかなり違ってきている。
「エツ!何時撮ったの?!」と言わせる写真を発表できることもある。
コロナに感謝しよう(写真は群馬県覚満淵 2015)

 更新日  2020/07/26



いつものように朝5時に目覚め、ベッドから起き上がろうとしたが、そのまま
ベッドに横倒しになった。頭がくらくらし起き上がれない。とっさに、これは
コロナか? しかし熱はないし単なる「めまい」なのだと思いながら少し心配に
なって耳鼻咽喉科に行ってみた。医師は「発作性頭位めまい症」と診断した。
三半規管に耳石が入り込んだためだという。「俺もやはり歳なんだ」と思いつつ、
逆らわずに朝昼晩に頭位体操を続けた。発症から20日、殆ど完治したみたいだ。
                (写真はアリウム・ユリ科ネギ属)


  更新日  2020/06/25



今の住いに住んで15年になる。電化製品の寿命は10年とか言われるが、
ここにきてずいぶんと故障が起きた。まさか新型コロナがいたずらしているわけ
ではないだろうが。しかもリビング、キッチンに故障が集中して起きた。
エアコンに始まり、ディスポーザー、置時計、キッチンライトA,B,の交換をした。
ついでに、ダイニングラグの新調とベランダフロアーの清掃・・・。
すっかり見違えるようになった。後10年、15年、持つかな?肉体も?

                       (我が家のベランダ)

  更新日  2020/06/01




もう6月!?びっくりである。今年に入って何をしただろうか?
コロナウィルスに翻弄され、憂鬱な三か月だった。路傍で紫陽花を見かけ、背後に
祠もあった。いい光景である。神にもすがりたい気持ちの毎日である。
ちなみに紫陽花の花言葉を調べると、なんと多いことか。種類や色ごとにあるという。
•清澄•知的•神秘•元気な女性•移り気•冷淡•辛抱強さ•冷酷•無情•高慢•家族団らん
•家族愛•変節•仲良し•平和•自慢家•友情•団結•強い愛情•乙女の愛•謙虚等々。
さすがに、「七変化」と言われる花である。

                    (小平市・喜平橋付近にて)

  更新日  2020/05/21



この花何の花?野の花は力強く生きている。雨にも負けず、風にも負けず、
もちろんウィルスにも・・・。”Dandelion”そう、タンポポの綿毛(種子)です。
あまりにも強く、きれいなのでパチリ残した。拡大してみてください。
                     (玉川上水緑道にて)

 更新日  2020/04/30



世の中、コロナウィルス感染防止のため「三密回避令」が出されている。
小平市内の感染者は16人と少ない。しかし保菌者はどこに居るか分からない。
それなのに、緑道で悠々と絵を描いている老人がいる。しかも今日で2日目だ。
気を付けて欲しいものだ。(玉川上水緑道にて)


 更新日  2020/04/14



新型コレラで遊ぶ場所を締め出された子供たち。
ここなら三密もないし、コレラもやってこないだろう。桜の花も終わったけど
花いかだの池は優しく遊ばせてくれる。(小平中央公園にて)



  更新日  2020/03/30

こんな時もありました・・・
4月から大学生になる二人のツーショットです









 更新日 2020/03/13



[木五倍子}キブシと読める人はそう多くはない。
木五倍子のつぼみには良く出会うが、開花のタイミングになかなか出くわさない。
今年はどこかに花の写真を撮りに行きたいものだ。
そう言えば、近々わが家系の中で、白河の関を越す御仁がいる。
元気で頑張って欲しい。Webでこんな句を見つけた。

白河を越すにこたびは木ぶし咲く (岡井省二)


         (花の写真はWebより)

  更新日 2020/02/16



凧を揚げる子、ボールを蹴る子、母と会話を楽しむ娘、その子どもたちをやさしく
見守るように富士山は輝く。ここには戦争も新型コロナウィルスもない。
日本のこのような平和な空間がいつまで見られるのか。
地球の温暖化による異変が続いている。せめてここだけはジーとそのままにして
おいて欲しい。
        (photo:昭和記念公園にて)

  更新日 2020/02/07



この子はいくつかな?一歳半?一生懸命歩道の縁石ブロックを上がろうとしている。
しかし、脚力が足りない。そして、チャレンジすること5回ほどで目的を達成した。
わが子も我孫たちも同じようにひとつづつチャレンジしそれを乗り越えてきたのだ。
今、正に大きなチャレンジをしている孫たちもいる。いや、孫たちだけではない。
子供たちも、そして、まだまだ頑張らないといけない俺たちもいる。
みんなで頑張ろう。


  更新日 2020/01/11



久しぶりに奈良に泊まった。暮れも迫った12/27朝、奈良公園に足を運ぶ。
思い出ある春日大社の近くに鹿はいない。朝早いからだろうか?寒いからか?
店開きしたばかりの「鹿せんべい屋」へ行き200円のせんべいを買った。
そうしたらどうだ。どこで見ていたのか私の背中にぞろぞろと群がってくるではないか。
撮影ポイントまで行ってせんべいをばらまいた。
その後、暫く鹿に追いまくられたけれど、モデル代としては安かったかな。


 更新日 2019/12/24



何年振りだろう。
幕張メッセの展示場に行ったついでに検見川浜駅のホームに立った。。
そこから記憶にないほど久しぶりに元我家を眺めた。
マンションのベランダを覗いてみると、どうも住人が居る気配がない。
売却してから14年、ひょっとしたら売りに出ているのかも…。
懐かしくもあり、ちょっと心配でもある。

         (photo: 検見川浜駅ホームにて)

 更新日 2019/12/12



函館の夜景

日本三大夜景の一つと言われている函館山からの夜景である。
摩耶山(神戸)、長崎が認定されているが、最近「新三大夜景」なるものが認定
され長崎、北九州、札幌が選ばれている。
氷点下の山頂で三脚を構えるのには忍耐が必要だ。しかし、観光客がいっぱいで
カメラは安定しない。
注意しようにもみんな中国系の人ばかりで言葉が通じないのである。
            
(photo :函館山にて)

  更新日 2019/11/30



ここは群馬県桐生市の宝徳寺の境内。境内の紅葉が本堂の床に映り“床もみじ”として
有名なお寺だ。その境内に多くの石仏が点在している。本来、古寺の石仏といえば
室町時代などのものだが、ここの地蔵さんは近代のもの。
なで地蔵、ほほえみ地蔵、よろこび地蔵、しあわせ地蔵などなど。
可愛い子ども地蔵である。今は寒さ除けに毛糸の頭巾や襟巻をつけている。
皆それぞれに人々の幸せを祈っている。
                 (photo:宝徳寺にて)

 更新日 2019/11/09



晴れも尚、よろし

旅に出て晴れるのは有難い。
でも、欲を言えば空に雲が欲しい。
出来るだけ芸術的な雲がいい。
さらに、欲を言えば少しガスってくれたら・・・・。
そんな欲ばかり言ってはバチが当たる。
やはり旅に行くのは晴れ男(?)と一緒の方がいい。
写真は十和田の蔦沼の映り込みである。
    
(photo : 蔦沼にて)

  更新日 2019/10/26



雨もまた楽し 

雨男、晴れ女などと良く言われるが、不思議と当たるようである。
もっとも“気象庁の運動会はよく雨が降る“なんて笑い話もあるが。
写真マニアにとってカラカラの天気よりも、雲があったり、
雨降りだったり、
或いは霧の中だったりした方が作品になる。
いずれにせよ自分にとって都合のいいことしか考えていない「我儘」なのだ。
当然のことだが、余り大雨では、助手がいないと閉口するときもある。
  (photo :栂池自然園にて)


 更新日 2019/09/29



本物のバッタ?
川崎にある「日本民家園」の中の「旧清宮家」の玄関に入った。
台所の片隅でご婦人3人が談笑しながら何か手作業をしていた。
「これどうですか?」と差し出してくれたのが〝手折りバッタ”である。
それは何と棕櫚(しゅろ)の葉で折ったものだ。
素晴らしくリアルに折られていて、すぐに庭先に出て写真に収めた。
長く生きてきたが、こんな手工芸を見たのは初めてだ。

 (photo: 日本民家園にて)

 更新日 2019/09/17



自由参加型講習会はやるものではないと感じている。
80席用意したが当日にならないと来場者数が分からない。
講師はプロのカメラマン、せめて60人は集めたかった。
口コミ、パンフレット、メール等で皆が頑張った。
その日が来た。
何と周辺地域に住むカメラ愛好家が100人も集まった。
椅子が足りない!大慌てで会場に椅子を運び入れた。
講演の内容も皆を満足させた。
取り敢えずプロデューサーとしてはホッとしている。


 (photo: ルネ小平にて)

 更新日 2019/09/09



暑い暑い8月が終わりました。
そして9月、少し元気が出て玉川上水を散歩しました。
ふと、道端にキノコが顔を出しているではないか。
セミは夏の最後を惜しむように泣き叫んでいる。
秋はもうそこに来ているんだ、と実感しながら一万歩を歩きました。

   
 (photo:玉川上水にて)

 更新日 2019/09/01



ここは神戸の海浜公園・メリケンパークだ。何回も神戸に
来たけどここに立ち寄ったのは初めてだ。震災復興を期して
整備され観光のスポットになっている。
BE KOBEのモニュメントには若者が記念撮影を撮るのに躍起だ。
震災から24年、私と神戸の深い付き合いはその頃からだ。
そしてさらに神戸との付き合いは続くことになった。

 
(photo: 神戸市波止場町にて)



 更新日 2019/08/23



写真はモンテ・チェルビーノ(4478m)
マッターホルンのイタリア名である。
1865年イギリス人 エドワード・ウインパーによって初登頂。
彼はイタリア側からの登頂を試みたが何回も失敗
ついにスイス側からのアタックで成功。

イタリア側から眺めるマッターホルンは全く別の山のようだ。
あの山の裏側、スイスからヘルンリヒュッテ(3260m)まで
登ったことが夢みたい。
もう25年も前の話だ


   (photo:イタリア・チェルビニアにて)



  更新日 2019/08/08



『自分の計画で旅しよう』 

6月末に北イタリアを旅した。
ツアー会社のツアーは全てお任せで気楽だと考えた。
しかし歳を取った二人には苦しく忙しい旅だった。
覚悟はしていたが。自由な時間がなく、ただガイドについて
歩くだけだった。
素敵なスポットがあっても車は止まってはくれない。
業者が作った“ツアー“は“出来合いの丼物”だ。
味付けは自分ではできない。美味しいかも知れないが自分の
味ではない。やはり旅は自作が一番いい。もう無理かな?
でも“人生”という旅は、やはり自分で作りたい。
私の人生は後10年か?20年か?
残された人生の旅のスケジュールは自分で作りたい。
もっとも、そのためには元気であるという前提が必要だが。

 (photo:イタリア・コルティナにて)